リストカット関連の本の紹介

克服できるリストカット症候群

 

克服できるリストカット症候群

『克服できるリストカット症候群』

 

著者:福田俊一 増井昌美
出版社:星和書店

 

多くのリストカット症候群の人たちと対面し、精神的な治療をしてきたベテランカウンセラーによる本を紹介します。

 

丁寧にそれぞれの「生きづらさ」を抱えた心を解きほぐして解決に導びいていったプロセスが書かれています。

 

 

ご自身がリストカットからなかなか抜けられない、あるいはそのころに戻ってしまいそうな恐怖心がある方などには、同様に苦悩してきた人たちのケースを客観的に見つめることで、自身の原因と克服するための方向が見えてくると思います。

 

また、身近にリストカット症候群の方がいらっしゃる方にも「リストカット症候群」の真相を理解する手助けになる本です。

 


「リストカットの謎に迫り、克服への道をともに歩む」
「頑張りすぎ」が止められない、
「相手にあわせすぎ」から抜けられない――

 

 

第1章 カウンセリングの現場から見えてきたリストカットの真相
第2章 ケースにみるリストカット
○ケース1:不登校からリストカットへ…くり返される自傷行為
真希(17才 高2)「登校しなければ」というあせりからリストカット

 

○ケース2:摂食障害(過食症)からリストカット…職場と父親のダブルストレス
有子(24才 OL)職場ストレスと父親への不満からリストカットを

 

○ケース3:激しいリストカットから克服への道
篤子(20才 大学3)ボーイフレンドにふりまわされ、パニック状態でリストカットを

 

○ケース4:留学先でリストカットが見つかって
由佳(16才 高2)春の体育祭で活躍した後留学し、現地でリストカットを発症

 

第3章 リストカット…母親の不安や疑問に答えて

 

 

 

 

 

魂の声 リストカットの少女たち -私も「リスカ」だった

 

魂の声 リストカットの少女たち -私も「リスカ」だった

『魂の声 リストカットの少女たち -私も「リスカ」だった』

 

著者:小国 綾子
出版社:講談社

 

 

毎日新聞に連載されて大反響を呼んだ内容です。

 

新聞記者でもある著者が、自らも「元リストカッター」として自身の過去とも向き合いつつ、多くの中高生や若者に取材して思いを綴った本でもあります。

 

著者自身もこの取材をすることになった、38歳になるまでは、ずっとこのテーマを避けた人生を送ってこられたようです。

 

しかしながら、増え続けるリストカッター、および多くの方がそんな自傷者にむけて誤解している現実を垣間見て、「逃げ出さずに取材してみよう」と一歩足を踏み出し、魂を込めた作品です。

 

リストカットは言葉にならない魂の声、心の叫び…

 

たくさんの方が熱いレビューを書いています。
リストカットを過去に経験した方や、身近にリストカットをされた方がいる方にはぜひ読んでいただきたい本です。

 

 

※購入者のレビューより

 

100人いれば100のリストカットの物語があるという。自傷も、自傷に似た行為も、それぞれの人が生きようとして自分に問い続けた結果であるに違いない。それがたまたま、体を傷つけるという表出の仕方を選択しただけに過ぎない。

 

思春期の私もかつて戦争の凄惨なドキュメンタリー映画を観た後など、どうにも爆発する感情が抑えられず真冬に薄着で外を全力疾走し出したり、いきなり冷たい床で寝てみたりした。体に痛みに似た刺激を与えないと、悲しみや不安、怒りで狂ってしまいそうだった。

 

また、家族関係を原因とした、この本に出てくるような自傷経験もある。しかし、それは記憶の一番深い奥底に封じ込めてある。もし話すのであれば相手を選びたい。話を真に「聞いて」くれる相手を―。

 

作者は、取材対象の少女たちに常に真摯に接し、ともすれば観察記録のようになりがちなテーマに光と希望、さらにこの問題を多くの人が自分の身近に感じられるような力を与えている。

 

嵐のような厳しい環境の中、自らを傷つけながらなんとか生き延びてきた少女たちの語る言葉は読んでいて胸がしめつけられる。しかし作者が彼女たちの繊細さに十分配慮し且つ真剣に接しているため、そこには救いがある。

 

「取材して終わり」ではなく、少女たちが紆余曲折を経てついに自らの力で再生するための種のようなものを少女たちに、さらには読者に残している。

 

著者自身も子を持つ母親であることから、「リストカットなどの自傷を行う子ども」「その親」双方の視点から描かれる箇所が多数あり、その点でも内容に奥行きが生まれている。

 

「私の自傷は親のせいじゃない」そう言い切る女性の取材記録も印象深い。女性の母親は丁寧な愛情ある子育てをしているように見える。いったい何が彼女の娘に自傷行為を起こさせるのか?

 

 決して過保護でも束縛するでも放置するでもない接し方をしてきた母親が、娘の部屋にスプレーで殴り書きされた「助けて」という文字を見つける。その苦悩は想像に難くない。

 

自傷の原因は単純ではなく、複雑な要因が絡まり合っている。そして、自傷している人としていない人、その距離は思っているよりも近いのだ。

 

今苦しみの中にいる人が今日を生き延び、明日を生き、そして自らの足で歩いていけるよう。温かい種が心に残される本である。

 

 

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